男女の関係ではなく、車の話です。先日AMG GT Sの試乗後に渡された見積書をみて思ったことをなんとなく書き綴ってみました。
とっても欲しいけど、値段が高くて手を出せない物ってありますよね。先日のAMG GT Sの見積もりは2200万円。おそらくポルシェケイマンを買う前の自分だったら「あ〜ムリムリ、俺にはぜってームリだわ。」なんて言って終わってたことでしょう。もしくはメルセデスベンツコネクションにも恐れをなして立ち入れなかったと思います。いや、実際のフトコロ事情は今の所厳しいと言わざるをえませんが、ケイマンを購入して考え方が変わったというか(側からみたら金銭感覚がおかしくなったと言われるかもしれないが)AMG GT Sの2200万円という数字を見ても「どうやって工面すればいいかな」とか思う自分がいたのですね。自分でも驚きました。
ケイマンの購入を決めた当時は年収400万円台。対してケイマンはオプションやら何やらで総額900万近くしたので、年収の約2倍の買い物をしたことになります。「一世一代の悔いのない車選びをしよう!」と意を決し、節約しまくって頭金を貯め、恐る恐るディーラーに足を運びました。その後はトントン拍子に話が進み残クレでローンを組んで無事に楽しいケイマンライフを送れています。
年収400万円というのはポルシェ乗りの方からすると低い年収かもしれませんがやる気・情熱、諦めない気持ちで頭金+残クレという方法でムリなく乗れます。一部では残クレはリースだとか言われ叩かれますが、自分にとって大切なのは「所有者が誰か」ではなく「乗っているのが誰か」という事なので残クレという方法はとてもありがたいです。
このポルシェケイマンを購入した事で自分に変な自信がついたのか2200万円という数字にも臆せず「頑張って年収を増やして、これくらい頭金を貯めて…、こうすれば家族の反対もかわせるかな…」とか考え出します。ようはやってもない・努力もせずに無理と決めつける事をしなくなったと思います。「高嶺の花」的なフェラーリやランボルギーニも中古で探せば良いものは手に入りますし、買う努力を怠らなければある程度のものは買えると信じれるようになりました。
狙ったわけではないのですがブログのサブタイトル「上を向いて歩こう」のように常に上昇志向で考えていきたいですね。そういう意味ではケイマンのおかげで考え方も少しは変わり、車としての価値以上のモノを与えてくれた事になります。この出会い・今ある環境にとても感謝です。