スズキ 試乗記

アルトワークスに試乗。これは笑顔になる車だ!

投稿日:2016年1月14日 更新日:


機会があったので巷で評価の高いアルトワークスに試乗してきました。試乗車は2WD、5MTで車重は670kg。パワーは規制の関係で64馬力です。

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まずびっくりしたのですが、さすがトップグレードだけあって装備もてんこ盛りです。ワークス専用品としてレカロシートにレッドキャリパー、専用チューンのサスペンション(カヤバ)、ブラックホイール、ポテンザタイヤが装備されます。

更にはディスチャージヘッドライトやフルオートエアコン、電動格納ミラー、レザーステアリング、アルミ製ペダルなどなど自分のポルシェケイマンと比べると装備が充実しすぎており羨ましかったです。ケイマンではディスチャージヘッドライト(色々含めて283,000円〜)、オートエアコン(139,000円)、電動格納ミラー(55,000円)はオプションです。

これで本体約150万円だというのですからアルトワークス素晴らしいとしか言いようがありません。早速乗り込みますが、レカロシートが結構しっかりホールドしてくれて安心感があります。クッションも十分あり乗り心地は良かったです。プッシュボタンを押してエンジンを始動させますが、期待していなかった始動音は意外と良かったです。実家では足としてパジェロミニを乗ったりしており聞き慣れているのですが、「あの軽自動車っぽい始動音」は鳴りを潜め、重厚ささえも感じてしまう音でした。フロアから生えてる5MTもストロークが適度に短く、コクッとギアチェンジできてなかなか良いです。

お店を出て軽くアクセルを踏んだつもりでしたがエンジンの吹け上がりが良いのか一気に回転が上がってしまいびっくり。しかし慣れるとこれが楽しいです。この軽い出だしを活かしてキビキビ走らせることができます。試乗コースはアップダウンの激しい曲がりくねった道を紹介してもらったのですが、楽しくて終始ニヤニヤ試乗してました(笑)試乗中ボディが歪む/軋むような感覚は無く、しっかりとした骨格を感じさせます。聞けばベースのアルトからスポット溶接の増し打ちやタワーバーの追加などかなり手の込んだ造りだそうです。そのおかげかサスペンションはそれなりに固めですが鋭い突き上げ感は無く、加減速・コーナリング中も安定した姿勢を保っていました。

ハンドリングもすごく自然で、重さも丁度よく優れたセッティングだと感じました。ただ唯一不満をあげるならハンドルは上下だけで無く、前後にも動かせるようにしてほしかったです。(自分の座り方だとちょっとハンドルが遠いと感じた)

ブレーキも自然な感じで踏めば踏むほど効くタイプ。逆にいうとちゃんと効かせたいならしっかり踏む必要があります。試乗前半に楽しすぎて突っ込みすぎた時に感じました。しかしそこまで攻めたくなるようなとっっても楽しい車で期待以上の出来でした。欲しい装備はほぼ付いており、後はナビとスピーカーをつけたとしても乗り出し170万くらいから乗れそうですね。








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