ホンダ 試乗記

S660に試乗

投稿日:2015年9月22日 更新日:


ディーラーに行き、実車を眺めてみると意外とコンパクト。思わず「小さっ!」と出てしまいました。最近の軽はハイトワゴン系が多いので背が低いとすごくコンパクトに見えます。逆に初めてタントカスタムやN-BOXを間近で見た時は大きくて「これで軽か!」と思ったものです。ウェイクを間近で見たら「なんだこの車は!」と叫ばないといけませんね。

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天気がいつ雨が降り出してもおかしくない状況で、幌が思ったより重く、取り付けも慣れないと大変な作業であるためオープン走行は遠慮しておきました。エンジンをかけて試乗スタートしますが、アクセラから乗り換えると視線の低さが新鮮ですね。剛性感も十分だと思われ、一般道に出る際の段差も不快な感じがせずに乗り越えます。カーブなんかもしっかりタイヤが踏ん張っている感覚があり、とても気持ち良いものでした。ボクスター・ケイマンやミニクーパーなんかと比べると少し酷ですが、ライトウェイトで等身大に遊べる車だと感じました。

試乗車はCVTで、加速の際の”モタツキ感”が非常に気になり残念な点でした。エンジンパワーが足りないだけなのか分からず、これはMTを試乗しないといけませんね。あともう一つ残念な点が「音」。リアエンジンなので後ろからエンジン音等が聞こえてくるのですが、これがあまり気持ちの良いものではありません。ケイマンも同じリアエンジンで後ろからエンジン音・その他の機械音が聞こえてきますが、不快な感じがせず良い音だけ抽出されている感じがありました。S660はすべての機械音を耳元で聞かされている感じがします。オープンにしたら変わるのでしょうか。これは求める方向性や予算の関係で仕方ないのかもしれませんね。感じ方も人それぞれなので、自分には向いてなかったのでしょう。

自分ならいっそのこと吸音材・内装等を全部取っ払って、最軽量硬派仕様にしてミニサーキット専用マシンにしてみたいです。そしたら音も気にならないと考えます。要は自分が普段使う車に何を求めるかによって選択肢が変わるので、最適なものを試乗を通して見つけていかないといけませんね。そして短時間の試乗でいろいろなものが感じ取れるようにならなければと思った次第です。








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