ポルシェ 試乗記

ポルシェマカンにチョイ乗り

投稿日:2015年10月27日 更新日:


先日マカンを少しだけ走らせてみました。試乗したのはサファイヤブルーメタリックのベースグレードでオプションは気付いたもので19インチマカーンデザインホイール、レザーインテリア(アゲートグレー/ペブルグレー)、PASM、PDLS、スポーツクロノパッケージ、ヒートシーターです。

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タイヤ外径がでかいので、19インチのホイールでも小さく見えます。ルックス重視なら20インチ以上は欲しいかもしれませんね。タイヤ代が気になりますが。

横幅がかなりあり、1925mmもあります。しかし全高と全長はそれぞれ1625mm、4680mmなのでカイエンと比べるとぐっと低くスポーティなオーラを放っています。カイエンとは全体のプロポーションも違い、マカンはクーペライクなスタイリングです。ルーフもリアにかけてなだらかに下がっており、カイエンは積載のためかルーフ後端はそこまで下がっていません。都会や郊外で乗るならマカンが似合いそうで、逆に家族みんなで荷物積んで旅行したりオフロードっぽい道を走るならカイエンが似合いそうです。

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乗り込んで目につくのが新しいステアリングホイールです。918スパイダーから始まった新デザインで、とても洗練されています。必ず目にする・触れるものなのでステアリングの感触は気に入ったものを選んだが絶対良いです。

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ハンドルを握ったまま親指をスクロールさせるだけでタイヤ空気圧やクロノグラフ、燃費計の切り替えができ、以前試乗したボクスター等より操作は楽になっていました。(ボクスターではワイパーレバーの下にもう1本レバーがあり、それで切り替え・操作する)

キーをひねってエンジンを始動させますが、これが大変静かでエンジンが主張することはありません。発進もスルスルと滑らかに静かにこなします。PASMを標準にして試乗スタートしましたが、歩道と車道の段差も静かに乗り越えます。若干アクセルがもたつく感じもありますが、標準ならこれでもいいかなと思える程度。確認のためスポーツモードにするとアクセルレスポンスはちょうど良くなりました。スポーツ+にするとスポーツカーっぽく反応してくれて気持ちが良かったです。きちんとセッティングされており何の不満もありません。

ちなみにモードを切り替えるとサスペンション設定も変更になりますが、スポーツ+モードでも普通に運転しているぶんには不満は出なさそうです。自分の相方も、こっそり標準モードからスポーツ+に変更しても気づきませんでした。車体をロールさせて回るコーナー等で違いがでますが、全体的にロールは少なくスポーティな身のこなし方をします。

相方は快適すぎて途中から寝てしまいました。マカンSやターボになるとエンジン音などが勇ましくなるとの事ですが、自分がマカンを選ぶなら静かで快適なベースグレードにすると思います。それにPDLS、PDLS+、プライバシーガラス、パワーステアリングプラス、PASM、シートヒーター、ステアリングホイールヒーター、フロアマット、BOSEサラウンドシステムですね。本体価格746万円也。ポルシェはオプションが高くなりがち(なのにヘッドライトは標準はハロゲンだったり)なのでマカン本体639万円にプラス約100万上乗せとなりました。

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ちなみにマカン発表当時はポルシェ最安値といいわれてましたが、オートマ(PDK)の中での最安値であり、ボクスターMTでは634万円〜となっています。








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