昨日より各誌で新型NSXの情報が徐々に解禁になったようですね。
エンジンは3.5リッターV型6気筒ツインターボで500ps/550Nmを発生し、モーターにより573ps/645Nmまでパワーアップされる見通し。0-100キロ加速は3.0秒、最高時速307km/h、車両重量は1725kg。
自分の感想としては、「新鮮さは無いが格好良い。けど重くない?」といったところ。コンセプトが発表されてからだいぶ時間が経っているので意外とクールです。(ブログupも遅れてしまいました。RX-VISIONは興奮したので即upしましたが)
同じくフロントとトランスミッションにモーターを積み、ミッドシップエンジンのポルシェ918スパイダーはシステム全体で887ps、車両重量は1674kg(しかも4.6リッターV型8気筒NA)0-100キロ加速は2.8秒、最高時速345km/hとハイパフォーマンスぶり。燃費も欧州の燃費計測で3L/100kmとかなり良い数字です。(ちなみにプリウスの欧州での燃費は3.9L/100km)まぁ価格も一億円近くする車なのでお金がかかっているといえばそれまでですが。
近い価格帯のスポーツカーではAMG GT SやアウディR8V10+など。
AMG GT Sでは510ps、1570kg、0-100キロ加速は3.8秒、最高時速310km/h。
R8V10+では610ps、1555kg、0-100キロ加速は3.2秒、最高時速330km/h。
和製スポーツカーというくくりではR35 GT-Rが550ps、1740kg、0-100キロ加速は2.7秒。(金額はNSXの半額)
こうやって見るとスペック上ではGT-Rのコストパフォーマンスは凄いとしか言いようがありません。2008年に登場しそろそろ新型の噂も出てきているところですが、輝きは全く衰えていないように感じます。
NSXはハイブリットを装備して800psオーバーというわけでもなく、スペック上はエンジンのみのライバルとも大きな差はなく逆に重くなっており、どこで勝負するのでしょうか?SH-AWDによる超絶ハンドリングか、ハイブリットによるレスポンスの向上か、ぶっちぎりの燃費か。実際に登場・試乗してみないと分かりません。
スタイリングは好みなので早く見てみたいですね。