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新型RXに試乗 TRDマフラー音も録画

新型RX2車種に続けて試乗。200t Fスポーツと450h バージョンLです。

200t Fスポーツ TRD Fスポーツパーツ

450h バージョンL

まずはRX 200tからですが、カスタムとしてTRDのフロントリップ、サイドスカート、リアディフューザー、マフラーなど総額約60万円を装着しておりこれが非常にカッコよかったです。空力的な効果も考慮されており、見た目だけではないようです。セールスの方によるとFスポーツ購入検討者はこのTRDのFスポーツパーツを見て惹かれる人が多いらしく、新車装着率が高いそうです。展示・試乗車も適切なオプションパーツを取り付けておいてセールスすると装着率が上がり、一台当たりの収益も効率よく上げれそうですね。(レクサスはほぼ値引きゼロなので尚更か)

そしてこの四本出しマフラーの音も録画しました。ノーマルの200tのエグゾーストサウンドを聞いた事が無いので何とも言えませんが、迫力のある音というよりジェントルなスポーツサウンドといった感じでした。

早速乗り込みますが、「よいしょ」と言ってしまうくらい座席の高さがあります。(心の中で言いました)その分視界も良く、NXより見晴らしがいい気がします。あと室内も広くなっています。後部座席もNXとはかなり差があり、頭上も膝周りも余裕があります。人を乗せる機会が多いならRXを選びたいですね。シートベルトをするとセンサーが反応してハンドルが下がってくるので、自分の好みの位置に合わせて試乗開始です。

室内はかなり静かで、振動もかなり抑えられています。加えてシートも弾力がちょうど良く(NXより少し硬いくらい?)乗り心地はかなりいいと思います。シフトショックも全くと言っていいほど無く、パドル操作でワザとシフトダウンを繰り返しても変なピッチングが出ることはありません。姿勢変化も最小限でHPにあるようにフラットな車両姿勢を実現できていると思います。

2t近い重さがあるのですが、2リッターターボエンジンは十分な仕事をしてくれます。走行モードをスポーツ+にするとアクセルレスポンスも上がり、加速もモタツクことなくひっぱってくれます。ステアリングやサスペンションも走行モードにより変化するらしいのですが、アクセルレスポンス以外は走行モードによる違いはあまり分かりませんでした。自分が鈍感なのか少し不安です。しかし常に満足できる乗り心地で快適だったので不満ではありませんでしたが。

次に450hに乗り換えますが、加速にかんしては好みの問題ですが200tの方が好きです。絶対的な加速は450hが圧勝だと思いますが、CVTの回転が上昇せずに加速だけする感覚にやっぱり馴染めません。好みで450hか200tを選べばいいのですが。

室内の高級感は文句のつけようがありません。本木目パネルもYAMAHAからの技術もあるそうで(グランドピアノなどの技術)木目にも綺麗にレーザーカットが入っています。ナビなどの液晶モニターもLXと同じ12.3inchで見やすかったです。シートも乗り心地重視でかなり快適です。長距離運転しても疲れは少ないとHPに記載がありましたが、その通りかもしれません。マークレビンソンのオーディオも静かな車内と相まって澄んだ音を奏でてくれます。ロックやメタル系は不向きかもしれませんがそれでもこの綺麗な音色はライトな音楽好きならオススメです。

全体的に落ち着いた性格で、かつ先進技術(プリクラッシュセーフティやシーケンシャルウィンカーなどの光りもの)もテンコ盛りなのでかなり競争力は高そうです。極めて快適なSUVがRXで、スポーティ寄りのNXとすみ分けているのでしょうね。

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